目の前には池がある

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目の前には、池。

ピンまで256y。

悩みますよね。

あの池さえなければ。そうです。なぜ池があるのでしょう。

もちろんコースを難しくするための物です。

そしてコースの景観を良くし、記憶に残らせるためにも必要不可欠なものであることも正解です。

画像: 池の配置が印象的な太平洋クラブ御殿場コースの18番。現在は松山英樹監修のコース改修工事が実施中。18番の池は右奥まで拡張され、さらにスリリングな展開を生み出す予定だという
奇麗な景色で気持ちいいですね。

マスターズが開催されるオーガスタナショナルGCの16番ホールなど、池の配置が印象的で、とてもきれいと感じるところもありますね。

その他にも 、日本のゴルフ場には池を配置しなければならない理由があります

それは

防災上の理由です!!

コースに水が貯められていないと、下流の河川への雨水の流出量が増え、洪水のリスクが増えたり、土砂災害のリスクが増える。それを防ぐために、コースには調整池の設置が義務付けられたのだそうです。

つまり、コースの池は、ダムってことだね。

「貯水ダム」の画像検索結果
ダムの働きをしています

コースをデザインするときは、谷越えホールのような場所に、景観を度外視して(貯水に特化した)深い池を配したり、逆に戦略性を高めるためや景観を良くするための池は、浅くして、その分面積を広くしたりと工夫をします。こうした工夫によって、実用性と景観の美しさをすり合わせているそうです。

奇麗!

制約の中で、美しさを追求する。こういったモノの作り方は、いかにも日本らしいと言えますね。次回コースに行ったら、“憎っくき”池をじっくりと眺めてみてはいかがでしょうか。

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